目次
1.“ぷりん”を製造販売するに至った経緯
2.”ぷりん”はあるけど“売り”は?のツッコミ
3.こんなキャラメリゼって世の中にあるのか問題
4.試作を開始してみましたけども??
5.食べてみたいと思ってもらえるか!?の疑問
1.”ぷりん”を製造販売するに至った経緯
家主は料理とお菓子作りを趣味としています。
しかし元々は普通に作るくらいで趣味とは言えませんでした。
分岐点となったのは子供が生まれた時になります。
それまでは結婚してからもお嫁さんと一緒にゴルフに勤しんでいました。
しかし,子供が生まれたら母親はそんなことを言っていられなくなります。
頑張って子育てをしているお嫁さんだけに子育てを押し付けて自分だけ遊びに行くことは出来ないなと思いました。
また,この世にこんなに可愛い生き物(子供)がいるのか?と衝撃を受けたこともあります。
さらに,子供が頼ってくれるのも小さい内だし,一緒に遊べるのも今のうち。
ゴルフなんかいつでも出来る!しかし子供との思い出は今しか作れないと思いました。
そこで,ゴルフは引退(?)宣言し,誘われないようにゴルフの一切を放棄しました。
そうして子育てをお嫁さんと一緒に取り組む事に決めたのですが,子供が寝ると暇になることに気づきました。
しかしゴルフは引退(?)したことにしたし。
そこで考えたのが『家でも出来る趣味』を見つけることでした。
そもそも食べる事が大好きで,料理自体も好きなので料理なら家でできそうだなと考えました。
そして,お菓子という分野はこれまで作ったこともあまりなかったのですが,キッチリと分量通りに作り上げないといけないし,聞いたところによるとシュークリームなるものは“膨らまない問題”というのがあって難しとのこと。
これは挑戦意欲が掻き立てられるね!ということでチャレンジしたことが始まりです。
実際に作ってみると奇跡的に膨らむじゃないですか。シュー皮が!
これは面白いということでお菓子作りに目覚めたところ,お嫁さんから『お菓子よりおかずを作って欲しい』との苦言が。。
『あっそうかも。』と思い,お菓子だけでなく料理作りにも精を出し,都度,レシピを自分専用にまとめ上げたものが気づいたら150以上に上ります。
その中でお嫁さんから“これ売れるレベル”と言っていただいたものが何個かあって,その中の一つが”ぷりん”の第一作目のレシピから改良した”ぷりん(改)”になります。
※貫禄屋で提供する”ぷりん”はこの”ぷりん(改)”となります。
すると,お嫁さんが相生市で行なわれている”なぎさdeマルシェ”で売ってみたいとのこと。
それならと小さく手の届く範囲で始めたら良いかなということで”貫禄屋”を起業しました。
2.”ぷりん”はあるけど“売り”は?のツッコミ
実は家主としては”ぷりん”の完成度が結構な勢いで満足できてたのでカラメルって必要ないんじゃ?と思っておりました。
(ちなみにカラメルのレシピもあります)
お嫁さんからも売れると言われるのも納得!と内心思ってたり。。(恥ずかし!)
そして,ママ友にパティシエの娘さんがいらっしゃいまして,ぷりんで起業を考えてる旨を伝えた上で味を見てもらいました。
そうしたところ,『売りはなんなのか?』と真摯にコメントしてもらいました。非常に嬉しいことですね!
なるほど,商売ってそうなん?と少し考えるところがあり,ぷりんは良いとして,どこで差別化を図るのか?をまたまた考えました。
3.こんなキャラメリゼって世の中にあるのか問題
そして,一つの結論をひらめきました。
これまで『カラメルは不要』と思ってきたけどカラメルで差別化を図ったら良いのでは?
かつ,ママ友にコメントいただけたように”突き抜けた売り”にするには面白いと家主自身が思える物が良いと考えました。
そこで食感・触感が良く,選べる楽しみ,お客さん自身でぷりんを完成させる楽しみを組み合わせることが可能となるであろう”案”を考えました。
それが”後乗せキャラメリゼ”になります。
後乗せにすることでこんな感じの付帯効果がありそう!
①後乗せする=手で持てるくらい固さがある=キャラメリゼ!=パリパリ感があって楽しい!
②後乗せする=色々な味(苺や抹茶など)を選んで乗せられる=選べる楽しみがある!
③後乗せする=お客さん自身がキャラメリゼを“ぷりん”に乗せることで完成となるので楽しい!
あれ??これなんだか良い感じなんじゃ??
しかし問題が。。
これ,完全に自分で勝手に考えた物なので世の中になさそう。。作り方が全く分からんし!
ほんじゃ自分で作り方を研究したら良いんじゃ?という安易な考え方で試作開始!となりました。
うーん。我ながら前向きというか。。出来るんでしょうかね??
4.試作を開始してみましたけども??
なお,2022/5/5現時点ではこの”後乗せのキャラメリゼ”は試作品は第4号となるのですが,全く完成に程遠い状態です。が,楽しんで試行錯誤しています。
完成したら”キャラメリゼのみ”,”キャラメリゼ苺”,”キャラメリゼ抹茶”といった具合にフレーバーを選べ,後乗せにすることで最後の仕上げを自分で行える楽しみに加え,パリパリ感も得られるようにしたら面白いと考えています。
ということで,”キャラメリゼ研究”のリンクに研究の進捗を公開しています。
良かったら見てください!
5.食べてみたいと思ってもらえるか!?の疑問
どうでしょうか?”面白そうだ”,”楽しそうだ”と思ってもらえるでしょうか。
”ぷりん(本体)”も”キャラメリゼ”も身体に良い素材しか使いません。
子供にも安心して食べてもらいたいからです。
そんな想いで作る”ぷりん”を味わってもらえたら嬉しいです。