ダイエットをしているとネットや本で色々な情報を集めると思います。
そして,ダイエットに切っても切れない関係のお食事。
お食事についても色々な情報があるので家主が気になった点についてまとめました。
今回の記事では下記のことが明確になります。
- 理想的な栄養素バランスの代表値を把握できる。
- “タンパク質”と“脂質”と“糖質”の違いが理解できる。
理想的な栄養素バランスの代表値
栄養バランスを考えた時今の現代に則したバランスが提唱されています。
それがこちらになります。
栄養素 | 栄養素をバランス良く摂るための割合 |
---|---|
たんぱく質 | 13~20% |
脂質 | 20~30% |
炭水化物(糖質) | 50~65% |
※炭水化物は“糖質”と“食物繊維”をあわせたモノとなります。
※下に出てくる“三大栄養素”とは,たんぱく質,脂質,炭水化物の総称です。
それぞれの栄養素が多く含まれる食品(一部)
栄養素 | 栄養素が多く入っている食品 |
---|---|
タンパク質 | お肉,魚介類,卵類 など |
脂質 | 油脂類,バター,肉類 など |
糖質 | 小麦粉を使った物,白米,お餅 など |
炭水化物 | ご飯、パン、麺類などの穀類 など |
参考文献:https://www.c-c-j.com/course/food/carbohydrate/column/column04/
そして,ダイエット中に食事をする際は
避けた方が無難な種類があります。
“から揚げ”とか良く聞きますね。
少し比較してみましょう。
高カロリーと言われるメニューの栄養素
メニュー | カロリー [kcal] | 重量 [g/食] | 脂質 [g/食] | 糖質 [g/食] | 脂質 [g/100g] | 糖質 [g/100g] | カロリー [kcal/100g] |
---|---|---|---|---|---|---|---|
から揚げ:3個/食 | 303 | 104.5 | 23.46 | 3.70 | 22.45 | 3.54 | 290 |
かつ丼 | 922 | 503.6 | 6.64 | 22.19 | 1.32 | 4.41 | 183 |
ピザ:直径20cm一枚 | 872 | 501 | 7.13 | 18.09 | 0.82 | 2.07 | 174 |
豚骨ラーメン | 479 | 654 | 7.7 | 72.7 | 1.18 | 11.12 | 73.24 |
この表から,100 [g]単位だと“から揚げ”が
群を抜いてカロリーが高いことが分かります。
しかも!
から揚げの脂質がめちゃくちゃ高いことが分かります。
糖質は,かつ丼とピザとそれほど違いは無いですね。
参考文献:<ダイエットの疑問:どんな料理・メニューがどのくらいのカロリーなのか?(高カロリー順)>
そして,タイトルにもあるように
“タンパク質”・“脂質”・“糖質”って何なんでしょう?
“タンパク質”・“脂質”・“糖質”って何?
“タンパク質”・“脂質”・“糖質”
これらはどういった栄養分なのでしょうか?
どのようにダイエットに影響するのでしょうか?
“タンパク質”とは
人の身体は水分が非常に多く含まれていると聞いたことがあるのではないかと思います。
どのくらいの比率かというと,体重の約60%が水分。
めちゃくちゃ多いですね。
残りは40%です。
そして,体重の15~20%がタンパク質。
水分以外では身体の構成は半分程度がタンパク質ということになります。
“タンパク質”の特徴
タンパク質はこんな物たちの基になっています。
- 爪
- 髪
- 筋肉や臓器
- 体内のホルモン
- 免疫物質
なるほど。
これは確かに身体の比率の結構な部分を構成してそうです。
(だからボディービルダーの人達ってプロテイン飲んでタンパク質を補給しているんですね!)
“タンパク質”を結局どうすれば良いのか?
以上のことから言えることとして
タンパク質はちゃんと摂ってないと
身体を維持できない,ということです。
これは非常に重要なポイントですね。
ダイエットをしていたとしても
健康的でいるためには
タンパク質をきちんと食べる必要があります。
“脂質”とは
脂質は,糖質と比べるとエネルギーにし辛い性質があるので
フルマラソンなどの長時間の運動に使われやすいモノとなります。
“脂質”の特徴
- 1 [g] あたり9 [kcal](三大栄養素の中でも最も高い)
- 身体を動かすエネルギー源になる。
- 細胞やホルモンを生成する材料でもある。
- 皮下脂肪として“臓器を保護”したり,“体を寒冷から守ったり”する働きがある。
- 脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を促す。
- 健康的な体をキープするうえで欠かせない栄養素である。
- 過剰摂取すると心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、脳出血などを引き起こす可能性がある。
- 過剰摂取すると脂肪として蓄えられて肥満になる。
- 安静時,軽い運動,長時間の運動時ほど脂質が使われる比率は大きくなる。
“脂質”を結局どうすれば良いのか?
以上の内容から“糖質”はすぐにエネルギーになるのに比べ
“脂質”はエネルギーとして消費されづらい,という事が分かりました。
つまり,“脂質”の摂取を優先して取らないようにすることが
ダイエットでは重要ということになります。
“糖質”とは
糖質は,“甘いもの”に含まれる砂糖とも言えますが
それだけでなく
デンプン(ご飯やお芋に含まれ)も糖質の仲間となります。
脂質やたんぱく質に比べると
すぐにエネルギーとして使えるため
中距離走や短距離走などは糖質が使われます。
“糖質”の特徴
- 1 [g] 当たり4 [kcal]
- 身体や脳の活動エネルギーを生み出す成分である。
- 糖質制限すると頭痛・眠気・めまい・だるい・イライラ・思考力の低下を引き起こす。
⇒「低血糖症」を引き起こしている可能性 - 糖質制限した場合,注意すべき点として,頭痛・眠気・めまい・だるい・イライラ・思考力の低下などが発生する可能性があります。
⇒厳しい糖質制限では『低血糖症』を引き起こす事があるためです。
- “糖質”はすぐにエネルギーになるという性質を持つ。
- その反面,すぐ使う量以上に食べた糖質は,体の中で脂肪となって蓄積される。
- 短時間の激しい運動ほど,糖質が使われる比率が大きくなる。
“糖質”を結局どうすれば良いのか?
“脂質”のところでも書いていますが
“脂質”に比べると“糖質”はするにエネルギーになるため
余分な“糖質”を運動などで消化することが可能です。
とはいえ,何でもそうですが摂りすぎは厳禁。
ダイエットをしている以上,脂肪として蓄えられやすい栄養素は
控えめにして,脂肪分を減らせる努力をすることが望ましいですね。
まとめ
“タンパク質”は身体の主要な構成を作るのに使われるモノ
“脂質”は長時間&緩やかな軽い負荷の際に使われるモノ
“糖質”は短時間&急激な重い負荷の際に使われるモノ
といった性質があることが分かりました。
食事でどのような栄養素をたくさん摂ったかで
運動の種類を見直すのが良さそうです。
から揚げだったら脂質が多いのでウォーキングやジョギングが良く
豚骨ラーメンだったら糖質が多いのでランニングが良い
といったところになります。
いずれにしても,運動しなければ始まりません。
今すぐランニングとなるとハードルが高すぎて続きません。
まずはウォーキングから。
それでもハードルが高い場合
まずは外に出てみる
ここから始めましょう!
いますぐ!
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