この話は下記の本からの引用になります。
“USJを劇的に変えた,たった1つの考え方 盛岡 毅”
タイトルにある下記の言葉を読んで,やっぱり人なんだなと感じました。
“成長する会社とは、人的資源を成長させ続ける事が出来る会社”
特にこの言葉の中にある“成長させ続ける”というのはどうすれば良いのということなのかなと。
考えてみると,やり方は色々ありそうです。
例えば。。
①とにかく“やることをやらせないと成果が出ない”から圧力をかけてやらせる。
②研修を受けさせることで成長の機会を得られるようにする。
③仕事を与え,最初から手取り足取り教える。
④仕事の負荷を上げつつ,自分で考えさせる。
⑤自分でやり方を覚えて行かないと成長しないので仕事を与えたら後は放っておく。
⑥与える仕事の意味を最初に伝え,まずは自分でやらせてみて,分からない場合は手を貸す。
といったところでしょうか。
①はパワハラっぽいですね。今の時代に合わないし,辞めていきそうです。
②は研修を受けるといえば聞こえは良いですが,実務を伴わない事には成長しないですね。
③は何も考えさせる事なく手取り足取りだと考える力が養われないですね。
④は少しずつ自分の能力の上をいく仕事をもらいつつ,自分でやり方を考えるのでこれは成長できそうです。
⑤は完全に放っておかれたら何からやれば良いのか分からないですね。それでも何とかこなすことで成長できそうですが,会社の成長は遅そうです。
⑥は仕事の意味を最初に知る事が出来て,任せてももらえる上に,バックアップもあると思えるとやる気も出てきそうです。
④と⑥のコラボが良い感じということになりそうです。
つまり,④+⑥が良い。
これを⑦とすると。。
⑦仕事の意味を最初に伝え,まずは自分でやらせ,分からなければ手を貸す。さらに次の仕事では少しだけ負荷を上げる。
こういった事なのではなかと思います。
この方法・考え方は会社における人的資源の成長のさせ方ですが,これはそのまま子供の教育にも使えそうです。
闇雲に『親の言う事を聞いていればいいんだ!』とばかりに言い放ってしまうと子供は委縮して本来の能力も出せないし,考える力も育たなくなるのではないかと思うのです。
ということは,人とは年齢に寄らず,⑦の方法・考え方で成長させていくことが良いということではないでしょうか。
小さい子供と言えども,ちゃんと伝えれば分かってもらえる。
理解力の高い大人であればより分かってもらえる可能性も高い。
これを基本として人的資源を成長させていくことで会社も成長するということなのかなと。
子供の成長のためにもとても参考になる言葉だと感じました。
家主の子育てにも役立てます!
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