(読破5分)ダイエット中の朝昼晩の食事量

ダイエット秘伝の書

今回の記事はダイエットをする上ではとても気になる
朝昼晩でどのくらいの量の食事を食べたら良いの?
といった疑問に答えます。

※カロリーの割合で示しています。

では書いていきたいと思います。

ダイエットで重要な要素の1つである“①食事量を減らす。”

まず,ダイエットでは下記の2点が重要です。

①食事量を減らす。

②運動量を増やす。

今回は“①食事量を減らす。”に関してとなりますが
食事量といっても朝昼晩の食事でどこを削るのか?
という問題があります。

とはいえ,ここは簡単ですね。

大前提で“太りも痩せもしない”一般的な食事量

“太りも痩せもしない”一般的な食事量とは,言ってみれば

1日に必要なエネルギー必要量

ということですね。

このエネルギー必要量ってどのくらいなのか?
ここを確認してみます。

ダイエットにはストレスが大敵なのでカロリーについて
過剰に意識する必要は全くないですが知っていて損はないですね。

1日に必要なエネルギー必要量

大体で良いので自分の1日に必要なエネルギー必要量を把握してみましょう。

ちなみに “エネルギー必要量 [kcal/日]” の計算式はこれです。

エネルギー必要量 [kcal/日] = 基礎代謝 [kcal/日] × 身体活動レベル

“1日に必要なエネルギー必要量” というのは
“身体活動レベル” で変わってくることが分かります。

しかし!

先に書いた通りで細かい事は全く不要!!
大体で良いのです!

そして,年齢別,性別で大体で見ると1日に必要なエネルギー必要量はこうなります。

性別男性女性
18~29(歳)2,650 [kcal]1,950 [kcal]
30~49(歳)2,650 [kcal]2,000 [kcal]
50~69(歳)2,450 [kcal]1,900 [kcal]
70以上(歳)2,200 [kcal]1,750 [kcal]

家主の場合ですが, “エネルギー必要量 [kcal/日]” はこれという事になります。

30~49(歳) 2,650 [kcal]

“太りも痩せもしない”一般的なカロリーの朝昼晩の割合

考え方としては。。

・朝は午前を頑張る活力を

・昼は午後を頑張る活力を

・夜は基本寝る為の活力を

と考えられますよね。

となると

朝=昼

夜は寝るだけと考えて少なめですね。

まぁ“0”となるとひもじくて寝れないし
寝るのにも体力が要るのでそこそこ食べたいし
晩ごはんって一日の終わりのご褒美的な意味ありますね。

推奨されるのは

朝:昼:晩=1.0:1.0:0.7

これが黄金比!

足し合わせると1.0+1.0+0.7=2.7
この値で朝昼晩の摂取カロリーの割合を出します。

朝:1.0÷2.7=0.370 ・・・つまり1日のカロリーの37.0%を摂ればOK

昼:1.0÷2.7=0.370 ・・・つまり1日のカロリーの37.0%を摂ればOK

晩:0.7÷2.7=0.259 ・・・つまり1日のカロリーの25.9%を摂ればOK

カロリーに変換!

一日に必要なカロリーを基に朝昼晩の食事で摂れるカロリーを算出

朝:0.370×2,650 [kcal]=980.0 [kcal] ≒ 1,000 [kcal]

昼:0.370×2,650 [kcal]=980.0 [kcal] ≒ 1,000 [kcal]

晩:0.259×2,650 [kcal]=686.4 [kcal] ≒ 700 [kcal]

となりました。

これって上で書いてた黄金比そのものですね。

朝:昼:晩=1.0:1.0:0.7

それは置いておいて,何もしていない時で,かつ“太りもせず痩せもせず”な状態にするには
この朝1,000 [kcal],昼1,000 [kcal],晩700 [kcal]分を食べれば良いことが分かりました。

ダイエット中の朝昼晩に摂るべきカロリー

ではでは。
ダイエットの場合はというと?

痩せ方にもよりますが,ダイエットの時期で分けた方が良いです。
何故かというと,いきなり食事制限し過ぎるとしんどすぎて止めてしまうからです。

ダイエット “初期” の場合

初期は食べられないストレスを軽減させるため“太りも痩せもしない”カロリーを摂ります。
結果的に一日の摂取カロリーは2,650 [kcal]となります。

これは上で書いたそのままなのでスルーします。

ダイエット “中期” の場合

“中期” は少し食事制限をかけていきます。

ダイエット“中期”の朝昼晩の食事量の比率

“中期” では朝昼晩の摂取カロリーの割合は下記が推奨されます。

朝食:昼食:夕食=“0.5~1.0”:“1.0”:“0.3~0.5”

摂取するカロリーの割合を出します。

まず,中央値で足し合わせると0.75+1.0+0.4=2.15
これが分母となり,朝昼晩の値を割ります。

朝:0.75÷2.15=0.349

昼:1.0 ÷2.15=0.465

晩:0.4 ÷2.15=0.186

ダイエット “中期” の一日に摂るべきカロリー

上で足し合わせた“2.15”と,“太りも痩せもしない”時の合計値“2.7”
この二つの比率でダイエットの“中期”の一日に摂るべきカロリーを出します。

2.15÷2.7=0.796

0.796×2,650 [kcal]=2109.4 [kcal]

これがダイエット “中期” での一日に摂るべきカロリーとなります。

ダイエット “中期” の朝昼晩で摂るカロリー

朝:0.349×2109.4 [kcal]=736.2 [kcal] ≒ 750 [kcal]

昼:0.465×2109.4 [kcal]=980.9 [kcal] ≒ 1,000 [kcal]

晩:0.186×2109.4 [kcal]=392.3 [kcal] ≒ 400 [kcal]

ダイエット “後期” の場合

“後期”はより負荷を高く食事制限をかけていきます。

ダイエット “後期” の朝昼晩の食事量の比率

“後期” では朝昼晩の摂取カロリーの割合は下記が推奨されます。

朝食:昼食:夕食=“0.1~0.3”:“1.0”:“0.3~0.5”

摂取するカロリーの割合を出します。
まず,中央値で足し合わせると0.2+1.0+0.4=1.60
これが分母となり,朝昼晩の値を割ります。

朝:0.2÷1.60=0.125

昼:1.0÷1.60=0.625

晩:0.4÷1.60=0.250

ダイエット “後期” の一日に摂るべきカロリー

上で足し合わせた“1.60”と,“太りも痩せもしない”時の合計値“2.7”
この二つの比率でダイエットの“後期”の一日に摂るべきカロリーを出します。

1.60÷2.7=0.593

0.593×2,650 [kcal]=1571.5 [kcal]

これがダイエット“後期”での一日に摂るべきカロリーとなります。

ダイエット “後期” の朝昼晩で摂るカロリー

朝:0.125×1571.5 [kcal]=196.4 [kcal] ≒ 200 [kcal]

昼:0.625×1571.5 [kcal]=982.2 [kcal] ≒ 1,000 [kcal]

晩:0.250×1571.5 [kcal]=392.9 [kcal] ≒ 400 [kcal]

まとめ

一日の中では基本的に朝昼晩で食事を摂ります。
その時に摂るべきカロリーについてまとめました。

しかし,カロリーについてはあまり細かく考えても仕方がない部分もあります。
ザックリと把握し,意識的に食べ過ぎないようにする方が重要となります。

ただ,このくらいは食べても良いといった判断を最初に把握すべきです。
そうでないと食べる事の出来る量を把握できないためです。

なので,ダイエットの最初,または途中からでも良いので

大体これくらいの食事なら食べても良い!

といったベースとなる食事量を設定してもらえればと思います。

次回の記事では<100 [kcal]の食事と運動>について記載します。
その記事を基に,朝昼晩に摂れる食事の基本的な量を設定してもらえれば
ダイエットもやり易いと思います。

他にこういった情報があれば嬉しい!といった事があればコメントいただければ
記事としてまとめていきたいと思います。

ダイエットしている皆さんの役に立てられればと思います。

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