このお話は嘘偽りのない事実に基づいています。
(他の記事も本当の事しか書いてませんけども)
これは2年前にパパ友①に誘われ,マラソン大会に出ることになった家主の実話。
そもそも“走ること”と“歩くこと”を大の苦手としている家主はマラソン大会といえども42.195kgなんて走れません!
家主が走る事にしたのは10kmの部。
これならなんとかなるんじゃなかろうかとの想定。
誘われたのは家主以外にもいて,既にその前年から走っているというパパ友②も一緒に走るとのこと。
家族ぐるみの付き合いで,パパ友②のお家に遊びに行った際に,このマラソン大会について話が出ました。
家主は10kgを走るよ!
と意気揚々と伝えたところ,パパ友②曰く,『10kmってすぐじゃない?なんなら今から走ってこれるよ?』とのこと。
あれ?10kmってそんな距離感だっけ?
という素朴な疑問が浮かびましたが,家主にとって10kmとかめっちゃ長いことに変わりなし!
初心貫徹で10kmを走ることにして,普段が走ってないのでウェアを買い込んで練習する事に!
初心貫徹。。良い言葉です。
よく分からないまま,ウェアに着替え,とりあえず家の周りを全力疾走で2周することに決定!
(あとで携帯アプリで距離を計測してみたら1周1kmくらい。)
1周目は何とか走ったものの,2周目に差し掛かってからというもの物凄い勢いでスピードダウン。
すれ違うお婆ちゃんの二人組が何故か“がん見してきてる”のは気のせいと思うことに。
何かあったんだろうか。。
お婆ちゃん二人組とすれ違ってすぐに,目の前の路地からお爺ちゃん(推定70歳)がひょこっと家主の10mほど前に出現。
お爺ちゃんを観察するに,これでもかと言うくらい普通に歩いてらっしゃる模様。
しかし!
家主は全力疾走で走っているのでそのお爺ちゃんにかまっている暇は無いので抜こうとしてスピードアップ!
が,ここで家主,奇妙な現象を体験することに。
明らかに歩いてるお爺ちゃんに対し,2周目に入っているとはいえ,全力疾走中の家主との距離が何故か開いていく謎現象。
『あれ?なんかお爺ちゃんとの距離,離れていってない??』
そう思いながらも全然追いつけない状態。
というか,むしろ離れてるけど?
そうこうしている間に(100mくらい走った?)お爺ちゃんがまた路地を曲がったところで勝負が終了。
※勝手に勝負してます。
最後までお爺ちゃんとの距離は離れていく謎現象のまま,お爺ちゃんとの勝負に敗れた家主。
久々に2kmを走り切った爽快感を胸に家に到着。
お爺ちゃんとの迷勝負についてお嫁さんに報告。
お嫁さんから失笑をいただき,その日の練習を終了。
良い汗かきました。
おしまい。
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